圧倒的に速いそろばん式暗算
そろばんは、たま(珠)がついています。
珠という「おはじき」で数あそびをしています。練習を重ね、級が上がってくると、その数あそびがとても速く正確にできるようになってきます。
珠を突き刺している一つの棒(これを桁と呼びます)に、一の珠が下に四つ、五の珠が上に一つ付いています。
実体のある珠を動かしますので、計算の仕組みが自然と身につきます。
筆算やその前に習う「さくらんぼ算」が楽にできるようになりますよ。
初歩レベルが終わる頃、算盤の珠が頭の中でイメージできるようになります。すると、ソロバンがなくても計算ができるようになります。これがそろばん式暗算です。(以下、暗算と記します)
8級をする頃には、くりあがり、くりさがりのある一桁の足し算引き算が暗算でできるようになっています。
この段階で、すでに筆算のスピードは上がっています。
5級合格レベルになってくると、たとえば85+67、73−46、73×8、483÷7を、暗算で計算できるようになってきます。しかも、この四つの問題を15秒ほどで。
カラクリは簡単で、頭の中にそろばんの珠を思い浮かべ、おはじき計算遊びの仕組みをいつまでも使いながらの計算をするだけなのです。
さくらんぼ計算や筆算で計算をするレベルとは比較にならないほど速く正確に答えを導くことができるようになります。
計算は左脳を使っているといわれます。しかし、そろばんによる計算では、上達してくると右脳も使い始めるということがわかっています。
これは、暗算の能力によるところが大きいと考えています。つまり、論理的思考に加えて、直感的感覚的思考を使い始めるようです。
仕事ができる人は、この左脳と右脳のやりとりが優れているともいわれています。